
2.診断や治療について、わかりやすい言葉での説明をいたします。分からないことがございましたら、遠慮なく、ご質問ください。
3.入院治療を要する疾患や、高度な手術などの必要がある患者様は、広島大学病院や安佐市民病院などの総合病院と密に連携して、治療をしていきます。

アトピー性皮膚炎
良くなったり、悪くなったりを繰り返す慢性的な湿疹であり、かゆみを伴います。アレルギー体質や、肌の乾燥などに、様々な要因が関わります。薬物治療、スキンケア、生活指導などを行っていきます。
水虫・爪水虫
おもに手足、爪の中などに、白癬菌が感染して、皮膚がジュクジュクし、カサカサします。また、爪が白く濁り、厚くなることもあります。白癬菌を顕微鏡で直接確認して診断し、抗真菌薬の外用や内服をします。
にきび
毛穴のつまりや皮脂の産生、細菌感染などに、ストレスや食事、化粧品などの外的因子が複雑に関与します。生活指導や適切な治療をしていきます。
皮膚腫瘍
皮膚に出現する腫瘍には、良性腫瘍(ほくろなど)から悪性腫瘍まで、非常に多彩な腫瘍が出現することがあります。肉眼でみたり、ダーモスコピーという道具を用いて詳細に観察することにより診断し、必要な検査や治療を行います。
やけど
熱湯や火炎によるやけどのほか、糖尿病の患者さんでは電気あんかなどによる低温やけど、化学薬品によるやけどもあります。やけどの深さや原因によっても、初期の対応や治療方法が異なります。また、初期には浅いやけどに思われても、徐々に深くなることもあり、注意が必要です。
蕁麻疹(じんましん)
食事、感染症、薬剤などのほか、気温や日光、機械的刺激などが原因となることもあります。原因の除去や回避、抗アレルギー薬などで治療をします。
乾癬(かんせん)
皮膚が赤くなり、表面に白い粉が付着し厚くなるような疾患です。遺伝的な素因に加え、物理的刺激、感染症、薬剤などの外的要因、免疫学的要因が考えられています。ステロイド外用剤やビタミンD3軟膏のほか、紫外線療法や内服治療、注射などで治療をします。
いぼ、みずいぼ
皮膚にウィルスが感染して発症します。摘除、液体窒素療法、外用剤、種類に応じた治療を選択します。
脱毛症
円形脱毛症については、外用剤や注射など、時期に応じて治療方法を検討します。また、男性型脱毛症の治療も行いますが、自費診療となります。