安佐北区落合(高陽町)にある、ながた皮ふ科 院長の永田敬二です。

昨年の4月に開院し、近隣の皆様の皮膚疾患の治療を通して、地域に貢献していきたいと考え、日々診療をしています。

早いもので、2月ももう少しで終わりますね。今年は寒気が強く、安佐北区もよく雪が降りました。

お近くにお住みの皆様にも、積雪の影響が多かったのではないでしょうか?

皮膚は人体と外界との境界であり、重要なバリア機能を果たしておりますが、外界の環境を最も受けやすいとも言えます。

冬には手足、耳などが冷えると、循環が悪くなって、しもやけも増えてきます。しもやけといっても、油断は大敵で、重篤な疾患が潜んでいることもあります。例えば、上肢や下肢の大きな動脈が狭くなる閉塞性動脈硬化症やバージャー病、強皮症やエリテマトーデス、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患などがあります。そのような疾患が隠れていれば、早期に診断することにより、重症化を防ぐことができ、皮膚科医としてやりがいを感じる瞬間です。

今後ともよろしくお願いします。