ながた皮ふ科 院長の永田 敬二です。広島市安佐北区の高陽町 落合で開業して、もう少しで3か月になります。

さて、皮膚は直接外界にさらされているため、皮膚疾患は季節により増えるもの、減少するものがあります。

水虫、とびひ、おできなどの感染症は、気温が高いほうが、病原菌が増殖しやすい環境になるため、多くなります。

また、汗をかくことにより、汗疹(あせも)も多くなり、アトピー性皮膚炎も増悪することが知られております。

蚊やハチ、ノミなどによる虫刺されも増加します。特殊なものとして、毛虫(蛾の幼虫)による毒蛾皮膚炎があり、直接触らなくても、針が落ちてきて皮膚に刺激が加わり、赤いぶつぶつが多発します。

紫外線が強くなることにより、海水浴などにより、いわゆる日焼けも重篤になることもあります。数十年にわたる紫外線の暴露により、皮膚腫瘍も発生することもあり、予防するためにも、若いころからの遮光クリームの使用が望まれます。(最近、私も長時間紫外線にあたり、真っ赤になってしまい、説得力がありませんが・・・)

地域の皆様の健康のため、お役に立てるような皮膚科クリニックを目指しておりますので、どんなことでも相談いただければ、幸いです。