わきの多汗症の外用剤である、エクロックゲルが認可され、使用可能となりました。神経終末から汗腺への刺激をブロックする効果があり、1日1回外用をします。

これまでは、自由診療として院内で調剤する塩化アルミニウム外用液を中心に治療をしていました。(作用機序としては、汗の出口を塞いで、発汗を抑制します)

また、ボトックスという注射製剤もありますが、薬剤費も高額であり、注射に疼痛も伴うため、症状が高度の方に限って注射をしています。

気温が高い時期に、悪化する傾向もありますので、お困りの方はご相談ください。